プロダクトマネージャーの書き溜め

エンジニア出身のプロダクトマネージャーが学んだこと、気づいたことを書き溜めていくブログです

Web上の信用を上げ、プロダクトを手にとってもらうには

自分自身、Web上での信用はあまりない方だと思う。
知名度のある会社の出身でなければ、知名度のある学校の出身でもない。強力なコネがあるわけでもない。

元々はそんな信用はいらない!社会的に意味のあるプロダクトを作ればきっと評価されると思っていた。現実はそうではなく、良いプロダクトであることは当たり前でそれプラス

  • どんな人・どんな会社が作っているのか
  • どんな実績があるのか
  • どれだけ社会的に評価されているのか

が見られる。(当たり前だけど。自分自身も何か商品を手に取る時、品質が高そうで知っている企業の商品を手にとりがち)社会的な評価は実績の積み重ねだと思う。実績を作るには、「どんな人・どんな会社」の部分を上げる必要がある。

今回は「どんな人・どんな会社」の部分の信用をどのように上げて、プロダクトを顧客に認知してもらう(信用できる人・会社が作っている、良いプロダクトだと)か考えてみる。

自分のような状況で信用を貯めるアプローチは何があるかを以下にまとめてみた。

  • 地道に営業、顧客に満足いただく、を繰り返す
  • VCからの資金調達
  • 知名度がある企業にM&Aしてもらう
  • SNSでのフォロワー数
  • メディア露出

地道に営業、顧客に満足いただく、を繰り返す

当然だが地道に営業するし、プロダクトは改善し続ける。
利用してくださる方に喜んでもらい長く使ってもらえるよう取り組み続ける。
飛び道具よりまず先にこの土台を整える必要がある。少しずつだが信用は貯まる。ただ予算は限られているし、決まった期間内で結果を出す必要はある。このアプローチは土台として必要だけど、他のアプローチも同時並行で実行したほうがいい。

VCからの資金調達

VCからの調達は顧客にも他VCに対しての信用が上がる。
リードのVCが良いと後のVCが声をかけてくるというのはよくあることだし、(ITリテラシーが高い層向けにはなるが)調達していることでイケてるスタートアップ、聞いたことあるスタートアップくらいには信用ランクが上がる。

知名度がある企業にM&Aしてもらう

知名度がある企業に買収してもらい信用を上げる手はあるが、そもそも買収に値するレベルまで企業を成長させる必要があるのであまり使える手では無いと思う。十分に信用があるがさらに上げたい場合の手だと思っている。

SNSでのフォロワー数

これが最も手軽で再現性がある手だと思っている。
どこかの企業・学校に所属し信用を上げるのではなく自分のファンを作ってそれを信用とする。インスタグラムでものすごいフォロワーがいて、ファッションブランドを立ち上げている方がこの方法の成功例だと思う。(特段有名なブランドにもともと在籍していたり、というケースは少ない。自分で上げた画像によって信用を上げていく)
ファッションを例にあげたが別にファッションじゃなくてもいい。自分のプロダクトの領域でフォロワーを増やせばいい。

メディア露出

これもそもそもある程度信用がないと難しいのと、そもそもプロダクトの品質が元々高くないと結局メディアを見てプロダクトを触っても信用には結びつかない(こんな人がやってるんだ!->商品を触った->〇〇さんが作る〇〇最高!->信用)最後ブーストしたい時に使うくらいの気概でいいと思っている。

今の時点の知識で挙げられるアプローチはこんなところだと思う。スタートアップをやってる人、個人開発をやっている人なら割とぶつかりがちな問題だと思うけど草の根軍団が生きる道は絶対あるはず、もっとリサーチして自分なりの勝ち方を見つけたい。